こんにちは。
今日のマーケット情報をまとめました。

日本株は日経平均が53,322円85銭で小反落しました。
米国株はS&P500が6,969.01ポイントで小幅安でした。
金は5,354.80ドル近辺で値動きが大きく、原油はWTIが65.42ドルへ上昇しました。

(1)今日のポイント 3つ

・日本株は米金融政策を巡る報道が意識され、指数は上下に振れました。
・TOPIXは上昇し、決算を材料にした個別物色が目立ちました。
・米国市場はハイテクの明暗が分かれ、原油は中東情勢への警戒で上昇しました。

(2)日経平均

日経平均は53,322円85銭で前日比52円75銭安でした。
取引時間中は一時450円超下げる場面がありました。
後場は持ち直して一時プラス圏に浮上しました。
ドル円が一時154円台まで円安に振れ、投資家心理の支えになったと報じられています。
TOPIXは0.59%高の3,566.32ポイントで、東証プライムの売買代金は7兆8780億円台でした。

(3)セクター別の傾向

東証33業種は上昇24業種、下落9業種でした。
上昇は空運、石油・石炭製品、不動産、化学、輸送用機器などでした。
下落は非鉄金属、建設、金属製品などでした。
主力株ではファーストリテイリングや信越化学工業、ファナックが上昇しました。
半導体関連ではアドバンテストやレーザーテックが下落しました。

(4)個別株(国内)

(4-1) 上昇が目立った国内銘柄

・カシオ計算機。
時計や電子機器を手がける企業です。
業績見通しの上方修正と自社株買いが材料視されたと報じられています。

・日立製作所。
電機やIT、社会インフラなどを幅広く手がける企業です。
決算と自社株買いに加え、データストレージ事業の売却検討報道が材料視されたと報じられています。

・コナミグループ。
ゲームやデジタルエンタメを中心に展開する企業です。
業績見通しの上方修正と増配が好感されたと報じられています。

・中外製薬。
医薬品を開発し、医療用医薬品を中心に展開する企業です。
決算を手掛かりに買われたと報じられています。

・マキタ。
電動工具を中心に製造販売する企業です。
上期業績の上方修正と自社株買いが好感されたと報じられています。

(4-2) 下落が目立った国内銘柄

・野村総合研究所はコンサルティングとシステム開発を手がける企業です。
第3四半期の業績が市場予想を下回ったとの見方が広がり、売り材料とされたと報じられています。

・アドバンテストは半導体検査装置を手がける企業です。
日経平均の構成比率が上限を超えたとして、見直しに伴うリバランス売りが意識されたと報じられています。

・富士電機は電機機器やパワー半導体などを手がける企業です。
決算銘柄として売りが優勢になったと報じられています。

・レーザーテックは半導体向け検査装置を手がける企業です。
半導体関連株が弱含み、株価が下落したと報じられています。

(4-3) 大きな動きがあった米国銘柄

・マイクロソフトはソフトウェアとクラウドを手がける企業です。
クラウド関連の伸びを巡る受け止めが重しになり、株価が大きく下落しました。

・メタはSNSを中心に広告事業を展開する企業です。
売上見通しが好感される一方で設備投資増が意識され、株価が大きく上昇しました。

・テスラは電気自動車を中心に展開する企業です。
設備投資計画の増加が意識され、株価が下落しました。

(5)ゴールド・コモディティ:方向感と価格要因

(5-1) 金(ゴールド)

金先物は1オンス当たり5,354.80ドル近辺で推移しました。
取引時間中は大きく下げる場面があり、値動きが荒くなりました。
米金利やドルの動きが材料として意識されました。
米金融政策を巡る報道もセンチメント要因として材料視されたと報じられています。

(5-2) 原油

WTI先物は1バレル当たり65.42ドルへ上昇しました。
ブレント先物は69.68ドルへ上昇しました。
中東情勢を巡る緊張が買い材料として意識されたと報じられています。
供給面の不確実性が意識され、リスクプレミアムが入りやすい地合いでした。

(6)S&P500:方向感と価格要因

S&P500は6,969.01ポイントで0.13%安でした。
ナスダック総合は0.12%安で、ハイテク株の重さが意識されました。
マイクロソフトの下落が指数の重しになりました。
メタの上昇は一部の支えになりました。
米国債利回りは低下し、米10年債利回りは4.235%近辺で推移しました。

(7)オールカントリー:方向感と価格要因

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の基準価額は33,687円でした。
前日比は163円高でした。
全世界株式は米国株の比率が高く、米国株の値動きの影響を受けやすいです。
為替ヘッジなしの場合、ドル円の変動が円ベースの値動きに影響します。
短期では株式要因と為替要因が同時に動きやすい点がポイントです。

(8)為替と日米金利差:方向感と影響

ドル円は153円台後半で推移しました。
取引時間中は154円台まで円安に振れる場面がありました。
米国債利回りは低下し、米2年債利回りは3.561%近辺で推移しました。
一般に日米金利差は円相場の材料になりやすいですが、他の材料でも動きます。
円相場の変動は輸出企業の業績見通しや、外貨建て資産の円換算に影響します。

(9)世界情勢・地政学:市場に効いた要因

中東情勢を巡る緊張が原油の材料として意識されました。
ホルムズ海峡を巡るリスクが話題になり、市場心理に影響しました。
米金融政策を巡る報道が株式や為替の材料として意識されました。
米政府機関閉鎖の可能性が意識され、金融市場の不確実性要因になりました。
政治要因と地政学要因が同時に意識され、リスク選好が揺れやすい地合いでした。

(10)私がチェックしている3つの指標

・純金上場信託(現物国内保管型) (1540):24,695 目立つ下落でした。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):33,687 小幅上昇でした。
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):27,923 小幅上昇でした。

(11)明日以降、注目しておきたい動向・指標

米政府機関閉鎖の期限が近づき、関連報道が材料になりやすい状況です。
米金融政策を巡る報道は、株式と為替の両方に波及しやすいテーマです。
米雇用統計など主要指標の発表を控え、金利の反応が意識されやすくなります。
企業決算は個別株の値動きを左右しやすく、指数の見え方も変えます。
原油と金は地政学と金利の影響を受けやすく、日々の振れが大きくなり得ます。

(12)まとめ

日本株は指数は小反落でも、決算を材料にした個別物色が目立ちました。
TOPIXは上昇し、広い銘柄に買いが入ったことが示されました。
米国株は指数は小動きでも、ハイテクの明暗が大きく分かれました。
原油は地政学要因で上昇し、金は金利とドルの動きに敏感でした。
短期の材料が重なる局面では、値動きの理由を分けて整理すると見通しやすくなります。

※本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。