こんにちは。
今日のマーケット情報をまとめました。
日本株は日経平均が53,375.60円で小幅に上昇した。
米国株はS&P500が6,978.03でほぼ横ばいだった。
為替はドル円が153円台で推移し、円安気味が意識された。
(1)今日のポイント 3つ
- 日経平均は小幅高で引け、指数寄与度の大きい半導体関連が支えになった。
- 米国では政策金利の据え置きが発表され、利下げ時期の手がかりは限定的だった。
- 金と原油は地政学リスクや供給不安が意識され、値動きが大きくなった。
(2)日経平均
日経平均は53,375.60円で取引を終え、前日比で16.89円高だった。
日経平均は朝方に下げ幅を広げ、一時52,990.42円まで下落した。
日経平均は後場にプラスに転じる場面があり、引けにかけては53,400円近辺でもみ合った。
TOPIXは3,545.30ポイントで、前日比9.81ポイント高だった。
為替が円安気味だったことが輸出株の支えになったとされる。
(3)セクター別の傾向
東証33業種では22業種が上昇し、11業種が下落した。
上昇が目立ったのは石油・石炭製品、輸送用機器、鉱業だった。
下落が目立ったのはサービス、小売、その他製品だった。
防衛関連がしっかりで、IHIや三菱重工業が2%超高だった。
半導体関連の一角では利益確定売りが出たとされる。
(4)個別株(国内)
(4-1) 上昇が目立った国内銘柄
- アドバンテスト。
アドバンテストは半導体検査装置を手がける会社です。
同社は通期の利益見通しを上方修正したことが材料とされた。 - トヨタ自動車。
トヨタ自動車は自動車メーカーです。
同社は2025年の世界販売が過去最高となったことが材料とされた。 - IHI。
IHIは航空・防衛やエネルギー設備などを手がける会社です。
防衛関連に買いが入ったことが材料とされた。 - 三菱重工業。
三菱重工業は防衛・宇宙やエネルギー機器などを手がける会社です。
防衛関連に買いが入ったことが材料とされた。 - アスクル。
アスクルはオフィス用品などの通販を手がける会社です。
サイバー攻撃後のサイト復旧や通期予想の上方修正が材料とされた。
(4-2) 下落が目立った国内銘柄
- レーザーテックは半導体向けの検査装置を手がける会社です。
半導体関連の一角に利益確定売りが出たことが重しとされる。 - 東京エレクトロンは半導体製造装置を手がける会社です。
半導体関連の一角に利益確定売りが出たことが重しとされる。 - ディスコは半導体製造工程向けの加工装置を手がける会社です。
半導体関連の一角に利益確定売りが出たことが重しとされる。 - ニデックはモーターを中心に手がける電機メーカーです。
利益確定売りが優勢の地合いで売りが目立ったと報じられている。
(4-3) 大きな動きがあった米国銘柄
- シーゲイト・テクノロジーはハードディスクなどを手がけるストレージ企業です。
四半期見通しが市場予想を上回ったことなどで株価が大きく動いた。 - インテルは半導体メーカーです。
半導体株が買われる流れの中で株価が上昇した。 - マイクロソフトはソフトウェアとクラウドを手がける企業です。
決算発表後に株価が下落したとされる。
(5)ゴールド・コモディティ:方向感と価格要因
(5-1) 金(ゴールド)
金の現物価格は1オンス5,542.29ドル前後まで上昇した。
金の現物価格は一時5,591.61ドルと最高値を付けた。
金は地政学リスクへの警戒や安全資産需要が意識されたとされる。
市場は米金融政策の見通しにも反応しやすい状況だった。
(5-2) 原油
北海ブレント先物は1バレル68.9ドル前後で推移した。
米WTI先物は1バレル63.79ドル前後で推移した。
原油は米国がイランへの軍事攻撃を実施する可能性への懸念が材料とされた。
米国の原油在庫が予想外に減少したことも支えになったとされる。
(6)S&P500:方向感と価格要因
S&P500は6,978.03で取引を終え、前日比0.01%下落した。
米連邦準備制度は政策金利を3.5%から3.75%に据え置いた。
米連邦準備制度は声明でインフレが高止まりしている一方で雇用は落ち着きつつあると述べた。
市場では最初の利下げが6月になるとの見方が依然として意識された。
エネルギーやテクノロジーが相対的に強く、半導体株が指数を支えた。
(7)オールカントリー:方向感と価格要因
世界株の代表的な指数であるMSCIオール・カントリー・ワールド指数は578.43で小幅高だった。
世界株は米国株の方向感と主要国の金利の動きが影響しやすい。
世界株は円相場の動きによって円換算の評価が変わりやすい。
世界株はセクターの強弱が入れ替わる局面では値動きが大きくなることがある。
世界株は大型企業決算の内容が材料になりやすい。
(8)為替と日米金利差:方向感と影響
ドル円は153.24円前後で推移した。
国債の利回りは長期金利の目安として使われる。
米10年国債利回りは4.261%前後、日本10年国債利回りは2.251%前後だった。
日米の長期金利差は約2.0%程度が意識された。
金利差の拡大は円安方向の意識につながることがあり、輸出と輸入のコスト感に影響することがある。
(9)世界情勢・地政学:市場に効いた要因
中東情勢では米国がイランを攻撃する可能性への懸念が強まったとされる。
中東情勢の不透明感は原油の供給不安と結びつきやすい。
安全資産とされる金が買われやすい地合いが続いた。
ロシアのルクオイルが米カーライルへの海外資産売却で合意したと報じられた。
英中首脳会談では不法移民問題での協力合意や関税を巡る協議が報じられた。
(10)私がチェックしている3つの指標
・純金上場信託(現物国内保管型) (1540):26,500 前日比 +1,610。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):33,524 前日比 -130(基準日1月28日)。
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):27,844 前日比 -223(基準日1月28日)。
(11)明日以降、注目しておきたい動向・指標
市場は米国の利下げ時期の見方が変わるかを引き続き見ている。
市場は主要企業の決算発表とガイダンスに反応しやすい。
市場は米長期金利とドル円の組み合わせに敏感になりやすい。
市場は中東情勢の変化が原油とインフレ観測に波及するかを注視している。
日本株は指数寄与度の大きい半導体関連と輸出株の動きが焦点になりやすい。
(12)まとめ
日本株は日経平均が小幅に上昇し、半導体関連の上昇が支えになった。
米国株はS&P500がほぼ横ばいで、金融政策の手がかりは限定的だった。
金は最高値圏まで上昇し、安全資産需要が意識された。
原油は中東情勢と在庫統計が材料となり、上昇基調が続いた。
為替はドル円が153円台で推移し、金利差の意識が続いた。
※本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。
