こんにちは。
今日のマーケット情報をまとめました。

日本株:日経平均は5万3000円台前半で推移し、半導体・AI関連が重しとなりました。
米国株:前日は祝日で休場となり、米株先物は軟調に推移しました。
為替:ドル円は158円前後でもみ合い、金利動向とリスク回避の度合いが意識されました。

(1)今日のポイント 3つ

・日本株は売り優勢で、値下がり銘柄数が大きく上回りました。
・国内長期金利は2.3%台まで上昇したと報じられ、金利と株価の綱引きが意識されました。
・関税を巡る報道がリスク選好を揺らし、安全資産に資金が向かいやすい場面がありました。

(2)日経平均

日経平均は10時時点で53,072円前後と、前日比で500円超下落しました。
寄り付きから下げて始まり、一時は下げ幅が700円を超えた場面があったと報じられています。
半導体関連が売られ、指数寄与の大きい銘柄が下押し要因になりました。
一方で食料品などの内需株は底堅く、下げ幅を緩める動きも見られました。
市場全体では売り優勢で、値下がり銘柄数が上回る状況でした。

(3)セクター別の傾向

業種別では水産・農林、食品、小売などが相対的に堅調でした。
一方で繊維、サービス、証券などは弱含んだと伝えられています。
値上がりは400銘柄台にとどまり、値下がりが1,000銘柄超となりました。
長期金利の上昇が意識され、金利に敏感な銘柄は物色が分かれました。
海外要因では関税を巡る報道が意識され、リスク回避に傾きやすい地合いでした。

(4)個別株(国内)

(4-1) 上昇が目立った国内銘柄

・ニチレイ(2871)。
冷凍食品などを手がける食品メーカーです。
消費税を巡る政策期待が意識され、食料品株が買われたと報じられています。

・味の素(2802)。
調味料や食品、アミノ酸関連を手がける食品大手です。
食品関連への資金シフトが意識され、相対的に底堅かったと伝えられています。

・ネクセラファーマ(4565)。
医薬品の研究開発を行う製薬会社です。
ナルコレプシー治療薬候補の後期臨床試験で主要評価項目を達成したと発表しました。

・ラクス(3923)。
クラウド型業務支援サービスを提供するSaaS企業です。
12月の売上高が前年同月比で増加したことが材料視されました。

・ハリマ共和物産(7444)。
日用品などを扱う卸売企業です。
株主優待制度の導入を発表し、材料視されました。

(4-2) 下落が目立った国内銘柄

・リクルートホールディングス(6098)は人材サービスやマッチング領域を手がける企業です。
成長株の売りが意識される中で軟調となり、指数の下押し要因になりました。

・東京エレクトロン(8035)は半導体製造装置大手です。
半導体関連が売られ、指数を押し下げる動きが目立ちました。

・アドバンテスト(6857)は半導体検査装置を手がける企業です。
半導体株安の流れの中で売りが先行し、指数寄与の面でも重しになりました。

・ソフトバンクグループ(9984)は投資事業を中核とする持株会社です。
リスク回避が意識される場面でハイテク周辺が売られ、軟調でした。

(4-3) 大きな動きがあった米国銘柄

・アップルはスマートフォンなどを手がける米国の大手テック企業です。
関税を巡る懸念が強まる中で、欧州時間の取引で株価が下落したと報じられています。

・エヌビディアはGPUなどを手がける半導体企業です。
関税を巡る不透明感からハイテク株が売られ、欧州時間で下落が伝えられました。

・マイクロソフトはソフトウェアやクラウドを手がけるIT大手です。
同様にハイテク株全体の売りが意識され、欧州時間で下落が報じられています。

(5)ゴールド・コモディティ:方向感と価格要因

(5-1) 金(ゴールド)

金(スポット)は4,665ドル前後で推移したと報じられています。
関税を巡る不透明感から安全資産が選好されたことが背景とされています。
同じ局面で米国債やドルが売られる動きへの警戒も話題になりました。
円ベースの金価格は為替の影響も受けやすく、ドル円の動きが注目点です。

(5-2) 原油

ブレント原油は64ドル前後、WTIは59ドル付近が伝えられています。
関税応酬への懸念が景気見通しを曇らせ、需要面の警戒が意識されました。
供給サイドのニュースが出ると値動きが大きくなりやすい状況です。
株式市場のリスク選好の強弱と連動しやすい地合いでした。

(6)S&P500:方向感と価格要因

米国株は前日が祝日で休場となり、現物の終値は手掛かりに乏しい一日でした。
一方で株価指数先物は下落し、S&P500先物は1%弱のマイナスが伝えられています。
関税を巡る報道が投資家心理を冷やし、ハイテク株が売られやすい展開でした。
いわゆる米トリプル安(株安・債券安=金利上昇・ドル安)への警戒が話題になりました。
日本株では米国ハイテク株の動向が半導体関連に波及しやすい点が意識されました。

(7)オールカントリー:方向感と価格要因

オールカントリー型は世界株式の値動きに連動し、株と為替の影響を同時に受けます。
関税を巡る不透明感が強まると、世界株の方向感が揺れやすい状況になります。
円高方向に振れると、円換算の基準価額は押されやすい傾向があります。
一方で円安方向では基準価額を支えやすく、為替の寄与が大きくなります。
基準価額は公表タイミングにずれがあるため、前営業日分で確認するのが基本です。

(8)為替と日米金利差:方向感と影響

ドル円は158円前後で推移し、方向感は強くありませんでした。
円は一時上昇したものの、その後は下落に転じるなど材料に反応しやすい値動きでした。
国内では長期金利が2.3%台まで上昇したと報じられています。
日米金利差は為替の大きな材料の一つで、差が縮むと円高要因、広がると円安要因になりやすいとされます。
ただし短期では地政学や株式のリスク選好も影響しやすく、金利だけで決まりにくい局面でした。

(9)世界情勢・地政学:市場に効いた要因

関税を巡る米欧の応酬が意識され、欧州株が下落したと報じられています。
米国がグリーンランドに関して強い姿勢を示したことも、摩擦懸念を強める材料になりました。
こうしたニュースは安全資産買いにつながりやすく、金高の背景の一つとされています。
一方で原油は景気警戒が意識されやすく、上値が重くなりやすい材料が並びました。
ニュースの出方次第で相場が振れやすく、短時間でムードが変わりやすい一日でした。

(10)私がチェックしている3つの指標

・純金上場信託(現物国内保管型) (1540):22,635 小幅上昇で推移しています。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):34,209 1月19日公表分は下落でした。
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):28,798 1月19日公表分は小幅下落でした。

(11)明日以降、注目しておきたい動向・指標

米国の関税方針を巡る発言や報道の続報に注目です。
国内長期金利の水準と、その変化のスピードに注目です。
ドル円の158円近辺での値動きと、株式のリスク選好との連動を確認したいところです。
国内では1月23日解散、1月27日公示、2月8日投開票の日程が伝えられています。
米株先物の反応を含め、海外市場のムードが日本株に与える影響を点検したい局面です。

(12)まとめ

日本株は半導体・AI関連の弱さが目立ち、日経平均は5万3000円台前半で下落しました。
食品など内需株が支える一方、値下がり銘柄数が多く全体は売り優勢でした。
金は安全資産需要が意識され、原油は景気警戒が重しとなりやすい材料が並びました。
為替は158円前後で推移し、金利とニュースの綱引きで方向感が出にくい一日でした。
短期的な見通しよりも、金利と政策・地政学のニュースを淡々と確認する局面です。

本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。