こんにちは。
今日のマーケット情報をまとめました。

日本株は日経平均が午前10時ごろに53,240円台まで下落しました。
米国株は本日が祝日で主要市場が休場でした。
為替はドル円が157円台半ばで推移しました。

(1)今日のポイント 3つ

・東京市場は円高方向の動きと海外要因が意識されました。
・米国株は祝日で休場のため、直近の動きが参照されました。
・金は高値圏、原油は需要懸念が意識されたと伝えられています。

(2)日経平均

日経平均は寄り付きから下げ幅を広げる場面がありました。
午前の取引では700円超下落し、53,240円台まで売られました。
為替が円高方向に振れ、輸出株が売られやすい地合いでした。
前営業日の米国株安や関税を巡る不透明感が意識されたと伝えられています。
TOPIXも3,635ポイント前後まで下落しました。

(3)セクター別の傾向

寄り付きの業種別では、食料品が上昇率トップとされました。
小売や食品の一部に買いが入り、相対的に底堅い動きがみられました。
一方で非鉄金属や輸送用機器、ゴム製品などは下落が目立ちました。
円高方向の動きが意識される局面では、輸出関連が弱含みやすくなります。
寄り付き時点では値上がり銘柄数が多い一方で、指数は下落する形でした。

(4)個別株(国内)

(4-1)上昇が目立った国内銘柄

・KG情報は求人広告などの情報サービスを手がける企業です。
 通期業績予想の上方修正が材料と受け止められました。
・アプリックスはIT関連のサービスを手がける企業です。
 別会社の株式取得を通じて事業を取り込む動きが材料視されました。
・アジュバンは化粧品やサロン向け製品を展開する企業です。
 第3四半期決算で利益が伸び、通期計画を上回ったことが材料とされました。
・リプロセルは再生医療関連の事業を手がける企業です。
 投資先が細胞治療製品に関する契約を結んだとされ、買い材料になりました。
・八十二銀行は地方銀行です。
 株主向けの優待制度の導入が材料と受け止められました。

(4-2)下落が目立った国内銘柄

・トヨタ自動車は自動車大手です。
 円高方向の動きが意識され、輸出採算への警戒が重しになりました。
・ソフトバンクグループは投資事業を持つ持株会社です。
 海外のリスク回避が意識され、ハイテク株の軟調さが重しになりました。
・アドバンテストは半導体検査装置の大手です。
 前営業日の米国株安が意識され、半導体関連に売りが先行しました。
・フジクラは電線大手です。
 リスク回避局面で景気敏感株が売られやすく、下落が目立ちました。

(4-3)大きな動きがあった米国銘柄

・マイクロンは半導体メモリー大手です。
 取締役による株式購入が伝えられ、買い材料とされました。
・ノボノルディスクは肥満症や糖尿病領域の製薬大手です。
 英国で肥満症治療薬の高用量製剤が承認されたことが材料になりました。
・コンステレーション・エナジーは発電事業を手がける電力会社です。
 電力価格制度の変更などが意識され、株価が大きく下落しました。

(5)ゴールド・コモディティ:方向感と価格要因

・金(ゴールド)
金は1オンス4,600ドル前後と高値圏で推移しました。
貿易摩擦を巡る警戒や金利見通しが意識されたと伝えられています。
・原油
WTI原油は1バレル59ドル前後まで下落しました。
需要への懸念が意識されたとされています。

(6)S&P500:方向感と価格要因

米国株は本日が祝日で現物市場が休場でした。
直近のS&P500は前営業日に6,963.60で反落しました。
関税を巡る不透明感が投資家心理を冷やしたと伝えられています。
長期金利が4.2%前後で推移し、株式の評価要因として意識されました。
翌営業日の先物が弱含みで始まったとの報道もありました。

(7)オールカントリー:方向感と価格要因

オールカントリー型は世界株に広く分散する商品で、米国株の比重が高い構成です。
本日は米国が休場のため、欧州やアジアの動きと先物が手がかりになりました。
円高方向の動きは、円建ての海外資産リターンを押し下げる要因になります。
金や債券などへの資金シフトも、短期の値動きに影響し得ます。
基準価額は前営業日の海外株と為替を反映して算出されるため、時間差が生じます。

(8)為替と日米金利差:方向感と影響

ドル円は157円台半ばで推移し、前週末より円高方向に振れました。
日本の10年国債利回りは2.21%前後で推移しました。
米国の10年国債利回りは4.22%前後とされ、金利差は約2%幅でした。
金利差が意識される局面では、為替が輸出企業の株価に影響しやすくなります。
一方で、リスク回避が強まると安全資産需要が優先される場面もあります。

(9)世界情勢・地政学:市場に効いた要因

米欧間の関税を巡る緊張が再燃したとの報道が市場心理を冷やしました。
欧州通貨が軟化し、円が相対的に買われる場面があったとされています。
中国の主要統計の公表を控え、景気の温度感を見極めたい動きが意識されました。
中東情勢の不透明感が、原油や安全資産の値動きに影響したと伝えられています。
不確実性の高まりが、株式で利益確定の売りを誘いやすい要因として意識されました。

(10)私がチェックしている3つの指標

・純金上場信託(現物国内保管型) (1540):22,510 上昇基調
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):34,434 小幅高
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):28,817 小幅安

(11)明日以降、注目しておきたい動向・指標

日銀は1月22日から23日に金融政策決定会合を予定しています。
米国は週後半に個人消費支出物価指数(PCE)や国内総生産(GDP)、失業保険申請件数などの発表が重なります。
欧米では購買担当者景気指数(PMI)の速報値が予定され、景気の温度感が意識されやすい週です。
中国ではGDPなど主要統計の公表が予定され、市場のリスク評価に影響し得ます。
企業決算では米国の主要企業の発表が続き、個別株の変動要因になりやすい局面です。

(12)まとめ

きょうの東京市場は円高方向の動きと海外要因が意識され、日経平均は大きく下落する場面がありました。
業種別では食料品などが相対的に堅調な一方、輸送用機器や非鉄金属が弱含みでした。
米国株は祝日で休場のため、直近の米国株下落と先物の動きが手がかりになりました。
金は高値圏、原油は需要懸念が意識されるなど、資産ごとに方向感が分かれました。
今週は国内外の金融政策や経済指標、決算発表が続く週です。

本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。