こんにちは。
今日のマーケット情報をまとめました。

日本株は日経平均が反発して寄り付き、5万3000円台に乗せました。
米国株は主要3指数が反発し、S&P500も上昇しました。
商品は金が4,800ドルを超える場面があり、原油は下落基調でした。

(1)今日のポイント 3つ

・日本株は米欧摩擦への警戒が和らぎ、買い戻しが先行しました。
・米国株は関税を巡る不透明感が後退し、幅広い業種で戻りが入りました。
・金は安全資産需要が意識される一方、原油は在庫指標や需給観測が重しになりました。

(2)日経平均

日経平均は寄り付きで前日比552円高の53,327円となりました。
前日まで5日続落していた反動で、押し目買いが入りやすい状況でした。
米欧関係を巡る警戒感がいったん後退し、投資家心理が改善しました。
一方で上昇の持続性は見極めムードもあり、イベント前の様子見も残りました。
個別では半導体関連の買いが目立ち、指数を押し上げました。

(3)セクター別の傾向

上昇寄与では半導体製造装置やIT関連が強含みました。
具体例として、アドバンテストや東京エレクトロンが堅調でした。
大型株ではソフトバンクグループやトヨタが買われました。
一方、ファーストリテイリングは弱含みとなりました。
ソニーグループは小幅安圏で推移し、内需外需でまちまちな動きでした。

(4)個別株(国内)

(4-1) 上昇が目立った国内銘柄

・ノースサンド。
総合コンサルティングを主力とする企業です。
証券会社が新規に買い推奨を付け、目標株価を示したことが材料になりました。
・NSユナイテッド海運。
海運会社で、外航輸送などを手掛けます。
投資顧問会社の保有割合が5%を超えたことが判明し、需給思惑が意識されました。
・アライドアーキテクツ。
マーケティング支援などを手掛ける企業です。
Web3事業の加速に向けて専門家を顧問に迎えた発表が材料視されました。
・イメージ ワン。
医療画像や環境計測データに関連するAI事業を手掛けます。
スーパー・マイクロ・コンピューターとのAI領域の提携強化を発表し、材料になりました。
・ケミプロ化成。
化学メーカーで、ペロブスカイト太陽電池材料の開発も進めています。
政策発言を受けて関連株が刺激され、物色が向かいました。

(4-2) 下落が目立った国内銘柄

・極東証券は証券会社で、委託手数料などが収益の柱です。
4〜12月期の最終利益が前年同期比で減少したことが嫌気されました。
・ブロンコビリーは外食チェーンで、ステーキなどの店舗を展開しています。
次期の増益率鈍化見通しが意識され、利益確定の売りが出ました。
・ソニーグループはゲーム、音楽、映画、エレクトロニクスなどを手掛ける企業です。
テレビ大手との提携発表があった一方、株価はもみ合い圏で小幅安でした。
・キヤノンは複合機やカメラ、半導体関連装置などを手掛ける企業です。
半導体後工程向け装置で競争激化が懸念され、売りが優勢になりました。

(4-3) 大きな動きがあった米国銘柄

・シチズンズ・ファイナンシャルは米地銀で、個人向けや法人向けの金融サービスを提供します。
四半期利益が市場予想を上回ったことが材料になりました。
・ハリバートンは油田サービス大手で、掘削・生産支援を手掛けます。
エネルギー株の買い戻しの流れで、原油サービス株が堅調でした。
・ユナイテッド航空は航空会社で、旅客輸送を中心に事業を展開します。
第1四半期利益見通しが市場予想を上回ったことが材料になりました。

(5)ゴールド・コモディティ:方向感と価格要因

(5-1) 金(ゴールド)

金は4,800ドルを超える場面があり、史上最高値を更新しました。
関税を巡る緊張が意識され、安全資産需要が支えになりました。
ドル安や長期金利の低下も、金の押し上げ要因になりました。
値動きが大きく、材料への反応が強まりやすい局面です。

(5-2) 原油

原油は下落が続き、WTIは59ドル台で推移しました。
前日の急落の流れが残り、戻りは限定的でした。
米国の在庫増加観測が重しになったとされています。
供給方針や需要見通しに関する報道への注目も続いています。

(6)S&P500:方向感と価格要因

S&P500は上昇し、主要3指数がそろって反発しました。
関税を巡る懸念がいったん後退し、買い戻しが入りました。
銀行株は決算が材料となり、地方銀行株の上昇が目立ちました。
エネルギー株も反発し、原油サービス関連が支えになりました。
直前までの下げ幅が大きかったため、リスク回避の巻き戻しの側面もありました。

(7)オールカントリー:方向感と価格要因

オールカントリーは最新の基準価額が33,774で前日比マイナスでした。
米国株の反発があった一方、直近の株式市場の変動が基準価額に影響しました。
為替の動きも反映され、円高方向では基準価額の上値を抑えやすくなります。
1本で世界株に分散する商品で、地域ごとの値動きが合算されます。
短期の上下よりも、企業収益や金利環境の変化が重要になりやすいです。

(8)為替と日米金利差:方向感と影響

ドル円は158円台で推移し、東京午後は158.40円前後でした。
日本の長期金利は新発10年国債利回りが2.280%と報じられました。
日米の金利差が大きい局面では、円安方向の圧力が意識されやすくなります。
一方でリスク回避局面では円高方向に振れやすく、動きは一方向に決まりません。
短期的には157.40─158.80円のレンジが意識され、日銀会合を控えた様子見も残りました。

(9)世界情勢・地政学:市場に効いた要因

米国の関税方針を巡る報道が相次ぎ、市場は不透明感の強弱に反応しました。
米欧摩擦への警戒が和らいだ場面では、株式に買い戻しが入りました。
一方で米中の関税を巡る緊張は意識され、金など安全資産の支えになりました。
地政学ではグリーンランドを巡る緊張が市場心理に影響したとされています。
ニュースの見出しでリスク選好と回避が切り替わりやすい状況が続いています。

(10)私がチェックしている3つの指標

・純金上場信託(現物国内保管型) (1540):23,655 上昇基調。
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):33,774 反落。
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):28,273 下落。

(11)明日以降、注目しておきたい動向・指標

日銀会合を控え、声明や会見の表現が材料視されやすいです。
米国では企業決算の内容とガイダンスが、セクターの強弱に影響します。
米長期金利の方向感は、株式と為替の両方に波及しやすいです。
原油は在庫統計や供給計画のニュースが、短期の値動きに直結しやすいです。
関税や地政学のヘッドラインが出た際の市場反応も確認しておきたいです。

(12)まとめ

日本株は日経平均が反発して始まり、半導体や大型株が支えでした。
米国株は関税懸念の後退を受けて反発し、金融やエネルギーが目立ちました。
金は最高値圏で推移し、安全資産需要が意識されました。
原油は下落基調で、需給と在庫の材料に反応しやすい状況でした。
為替は158円台で、金利差とリスク心理の変化が影響しやすい一日でした。

本記事は情報提供であり、投資助言ではありません。